“知ろうとすること”のきっかけを作る

東京で出店した際に、帽子を購入してくださった6歳のMちゃん。自分で気に入った柄を選んでくれました。
それが彼女にとってINSHUTIで出逢った最初の商品でした。
小さなMちゃんに、「このお帽子、アフリカのルワンダに住んでいる人たちが縫ってくれたんだよ〜。」と広告を渡しながらお話しさせてもらいました。
数日してからInstagramでお母様からご連絡をいただき

「家族でルワンダの歴史について初めて知りました。正直、どう受け取ったら良いのか未だ分からないのですが、娘と一緒に考えていきたいです。帽子を作ってくれた人たちに娘がお手紙を描いたので送ります」

と彼女が描いた手紙のお写真を頂きました。
それはとっても素敵な絵とMちゃんが帽子を被った写真とが貼られた、画用紙いっぱいの感謝の気持ちでした。


その後、4月の展示会にもお母様とまた来てくださって、お母様と一緒にワンピースを選んでくれました。
そして自分のお気に入りの色が入った小物入れを選んでくれて、「これください」と握りしめたお小遣いを渡してくれた時には本当に胸が熱くなりました。
INSHUTIの商品を通して、こんなに小さな”お友達”が繋がり、ルワンダについて自分から興味を持って知ろうとしてくれている。
まさに、こうなったら嬉しい、と思ってやってきたのでこうして素直に表現してくれる気持ちがとても嬉しかったし、事実を詳細に知るにはまだ早い(6歳にとっては衝撃が大きすぎる)だろうと思うのでどうかやんわりと伝えて欲しいとお願いした過去の虐殺の歴史についても、少なくとも恵まれない状況下で頑張っている人たちがいることを知ってもらえたことは、とても嬉しく思いました。

最初は商品に惹かれて、その背景にあることに出逢って、”知ろうとすること”に繋がる、この気付きのきっかけになりたくてフェアトレードブランドを運営しています。
ハッピーや希望を分け合いながら、世界は繋がっていること、”INSHUTI”が常にそれをどこかに意識できるトリガーを仕掛けていける存在でいられるように動いていきたいです。
Mちゃん、いつもありがとう!!

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