Deo来日イベントを振り返って
先週金曜日、Deoの福岡から大阪への移動が台風10号の影響でとてもとても危ぶまれていました。
新幹線は計画運休が決定したため、当初の予定を変更し、動く可能性の残る飛行機での移動を模索。飛ぶかわからないけどそれを押さえて何とかDeoが大阪に無事到着し、まずは第一関門突破です。
31日土曜日のお話会を開催するのかどうか。中止する場合はどうするのか。。。そこに急なキャンセルなども発生。不安だらけの中で迎えた当日でしたが、子供達のプライベートな予定はキャンセルになったもののお話会は無事開催できる運びとなりました!
当日は、私の不手際などなどなどありお客さまなのにスタッフか?の如く動いてくれている方などなど。最初はプロジェクターも映らないトラブルなど、色々ありましたが盛況に終わりました。
Deoとお話ししてお買い物して、商品のことも聞いたり発注したりしてくださった皆様、ありがとうございました!!
時間に押されてDeoに前に立ってお話ししてもらう時間が取れなかったのですが😭販売スペースで皆さんと個々にお話し出来てDeoも喜んでいました。
色々やってみて勉強になることばかり。お話し会、と題して開催したのは主催が初めて。会場も初めて。反省点きっとこれからも色んな初めてがあるだろうけど、今度はこうしたらもっといい!というのが分かりました。段取り悪くて猛省です。。。
そして大阪でのイベント2日目は、大阪大学の地域と育む未来型地的創造インフラ拠点(FICCT)が茨木市山手台で開催する「アフリカの色と歴史から育むレジリエンス」ワークショップVol.1✨でした。
ゲストの西尾美也さんは台風の影響で大阪には来られなかったのですが、Deoのストーリーを聴き、アートワークショップを開催しました。
Deoは人生初めてのプレゼンテーション資料を作っての講演、私はその初の同時通訳をさせて頂きました。その後にみんなで生地の端切れを使ってアートワークショップをしました。
洋服の“のりしろ”の様に、普段は見えないけれど何かあった時に出てきて繋がれる余白、そののりしろとのりしろは、日本とルワンダの関係になり得るかもしれません。
災害などの緊急時に於いて離れているから差し伸べられる手もある。今回のイベントを通してコミュニケーションや楽しい繋がりが、レジリエンスを高めることに繋がっています。⤴️
虐殺の過去から這い上がって発展しているルワンダの現在。人生には、想像できない様な苦難や悲しいことが起こって落ち込むことがあります。でもレジリエンスを高めて、そこからどう反応し、回復しまた立ち上がっていくことができるか、そんな能力をみんなで身に付けることを考えるきっかけになったのではないでしょうか。
Deoのプレゼンには、引用を用いて大事なことが散りばめられていました。「成功は、高みを目指すのではなく、周りの人たちと共に目指して達成していくものである」という言葉や、「レジリエンスとは、自分に起こるものではなくて、どう反応して対応し、そして回復していくのかである。」という言葉を用いて、ここまでこれた自分を支えてきてくれた鈴木掌さんを初めとする一人一人に対する感謝が紹介されていました。
2月のINSHUTIのルワンダ渡航がこの来日を叶える後押しになったことも触れてくれていて感動しました。
彼と3日3晩、移動中もずっとじっくり話す機会を与えられました。彼はいつも必ず目を見て誠実に話をし対話をしてくれます。自分の考えをきちんと伝えてくれて、ゆうこはそれについてどう思う?って。
忙しい滞在でしたが、何度もたくさんのインスピレーションを得た、学んだ、と言い続けていました。手芸屋さんでの買い物や、日本でのお勉強、質の確認、さまざまなことを吸収して彼の制作活動に今後大きく貢献していくでしょう。
この来日が叶ったことを心から感謝していて、自分の夢に向かって邁進していくスタートを切れた様な晴れ晴れしたDeoを空港で見送りました。
東京へ向かう旅路も新幹線から急遽飛行機へ変更。正に台風と共に来て台風と共に去っていったDeo。✈️
Dress for Twoの皆様、福岡でのアテンドをされた皆様、大阪で会うことができた望さん、大阪でのイベント開催に尽力してくださった大阪大学のFICCTの皆様、共催、協力をいただいた関係者の皆様、apprendreの皆様、本当にありがとうございました!!