メラブの思いに触れた日
Komeraのテイラーの一人、メラブのおうちを訪ねた。とても印象に残っているのは、彼女の心の奥底から湧き出るような深い感謝が伝わってきた時。
これまでやってきた意味を見出せた瞬間、胸の中から込み上げてくる何者かを抑えることができなかった。その場にいた日本からの友だちもその感情を共有してくれていた。

それは、多くを語らない寡黙な彼女の我々への感謝の念が確かに伝わったから。
手に届かない、目には見えない力で自分が守られていることを感じたような不思議な瞬間だったのだ。キリスト教用語で言うところの、神様の言葉を聞いた瞬間だったのかもしれない。

ルワンダにも、深い傷を抱えて生きている人がたくさんいて彼女もそういった過去を乗り越えて今は慎ましやかに、そして穏やかに暮らしている。優しい目の奥にある悲しみは隠れているように。
少しのルワンダ語しか理解できないけど、それでも彼女が伝えようとしてくれたことが深く刺さったかけがえのない日だった。

