顔が見える繋がり

 私自身は、現地で誰がどのように動いてくれているか、どこで作業をしているのか、視覚的に想像することができます。そこに3年住んでいたから。
 でも、お客さんやオーダーくださる人たちは現地を知ることが難しいですよね。なので、その橋渡しが出来る自分の強みを活かしてお客様とテイラーさんやスタッフとの繋がりを感じて欲しいと思っています。
 そうすることがINSHUTIが存在する意味だから。小さくても顔が見えるビジネス、それが私の目指すところ。
 もちろん商品としてデザイン性・機能性・クオリティの高い製品を目指しています。でも、それよりも大事なことがある、そう思っているので、多少追いつけていなくても商品として販売します。
 なので、INSHUTIの商品で他のアフリカン生地ブランドと価格が違うな(安価)、と感じられる商品もあると思います。それは、プロのデザイナーさんが入っていない商品や技術訓練中のテイラーさんたちを起用しているからです。
 クオリティやデザイン性を求めれば、今やアフリカンバティックも巷に溢れる時代。
 INSHUTIのコンセプトを理解していただいたお客様と現地をしっかり繋いでいく、その責任は果たしていけると自負しています。
 不当な賃金でテイラーさんに圧をかけた雇用は決してしていません。商品開発についてもお互いの意見を出し合い、試行錯誤しながら進めています。
  しかしながら一方で、世界に通用する技術を身につけているデザイナーやテイラーさんとも繋がりがあるのでそこはクオリティ高く、その分しっかり現地での正当な賃金で商品をオーダーしてINSHUTIの商品を作ってもらっています。
 とても素敵なお洋服を作っているので、ぜひお気に入りの1着と出逢ってみてください。

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