教育機会の不平等と向き合う INSHUTIの実践

5年目を迎えた今、商品数はかなり増えた。それでもいつもの商品が間違って出来上がってくることはよくある。
なぜか、というと別のテイラーさんが作ることもあるし前回作った時から時間があくとまた覚えていなかったり。仕様書が次の人に伝える時には必要な情報がもう少し見つかったりするから。

そして、そもそも英語のアルファベットも理解できていない、とか、言われたことを理解して、それを再現する、という能力を学校で鍛えられていなかったりする。
これは、教育を受けられていたかどうかということが影響する。
教育を受けることの大切さや教育機会の不平等が貧困問題に及ぼす長期的な影響であるという社会問題の深さについても考えさせられるところなのだが、こういった機会が受けられなかった人たちを取り残さない社会。
そこにチャレンジしているINSHUTIだから、ここには丁寧に時間を掛ける。たとえそれがビジネス的には非効率的であったとしても。
一人一人にきちんと伝えること、これは発注する側からしてみると労力なのだが、繰り返し丁寧に伝えることがテイラーさん自身のレベルアップには欠かせない。
彼女たちが卒業して独立していくときに、少しでもその腕が生きていく力になってほしいから。そしてやりとりをする中での生きていく上で大事なこと、それを双方にコミュニケーションしながら少しでも良い方向へ向かうように働きかける。


時に、祈ることしかできない事象も起こる。耐えなければいけないこと、無力感に苛まれて未来への活力を失うことも。
それでも、まず命があることに感謝できる、そこから全ては始まる。

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