効率だけではない、私たちの価値観

新しい商品を作っていくときには、試作から始める。
イメージと実際の生地感でかなり変わってくるため、目指す最終形のデザインに近づけるために実際に作ってみることが大事。
そして、それは何度も何度もやり直しが発生することもある。そこには当然、時間と労力と材料費がかかってくる。
ましてやそれが、言語・習慣・文化が異なる相手との仕事となれば、尚更のこと。INSHUTIのような極小事業にとってそれは、決して小さな負担ではない。
なぜ、その苦労を積み重ねるのか。どうして、丁寧に伝えて更なるアプデを重ねるのか。
そこには、INSHUTIの存在意義が隠れているから。

その時間・労力・材料費、これらは単なる消費なのではない。彼女たちには、制作に没頭することで忘れられるトラウマがある。
時に、集中できないほどに現実問題に動揺してしまう姿もこれまで見てきた。
けれど、心の奥深くに負った傷を癒してくれる、ある種のヒーリングが尊厳のある手仕事に集中し、そこに集う仲間たちと過ごすことで癒されていくものがあることも事実。
祈りと共に、身体と心と頭と手を動かすこと、それがINSHUTIが非効率的なことを続ける理由。そして、存在意義だと考えている。

Follow me!